風に向かって 壁に向かって

風に向かって書くように。壁に向かって話すように。日記や考え事の中身を書いたり、気に入ったものの紹介をしています。どちらかといえば個人的に。

針葉樹林だった頃から

 

雪が降っている。

埼玉とは思えない大雪。

午前は散歩がてら会社に行って、ちょっと仕事をした。会社まで歩くのが、以外に楽しい。

 

工場敷地内の坂で、子供たちがそり遊びをしていた。「すごい滑るね。」と声をかけたら、いそいそと何処かに行ってしまった。

立ち入り禁止といえば禁止だけど、車も絶対来ないし、別に怒らないのに。

 

帰り際、会社の横の森を見ながら帰る。雪が積もった笹の下に、ウグイスを見つけた。

動きが遅くて、近寄っても逃げなかった。

 

雪の針葉樹林って、どうしてこんなにいいのだろう。

f:id:yamataka11:20140208212808j:plain

 

『ばくぜんとおまえが好きだ 僕がまだ針葉樹林だったころから』東直子